日本財団 図書館


 

国立療養所山陽荘病院
中田須美枝
夏の日差しをさけながら、研修会館へむかう車の窓から秋の気配を感じはじめて1人でつぶやく、秋になったんだ、思えば7月〜9月まで3回にわけての講習はきつかったなあ。秋といえば、食欲の秋、実りの秋、収穫の秋etc。私の頭も実りの秋をむかえている。実ったままで腐ってすてられることがないよう、いつもフレッシュな頭で看護と関わっていきたい。又、収穫も多かった。
この研修で狩りとったものは、
1. 視野のせまかった、自分をみつめ直すことができた。
2. 学生に対する姿勢が、確立できた。
3. 自分の看護観の振りかえりができた。
4. たくさんの人々と話すことにより知識を得た。
5. 本を読むことの大切さを再認識した。
6. 科学的なうらづけをもって看護行為を行うこと。自己紹介の時、学生や新人NSから、あんな看護婦さんになりたいと思ってもらえるようたくさんの教養を身につけて帰りたいといったことも達成できたが、ここでのたくさんの学びをこれから実践の場で生かし、患者さんに還元することが、当面の課題である。
最後に、今回研修を受ける機会を与えて下さいました病院関係者の方々をはじめ、心よく送り出して下さいました、婦長さん、スタッフの皆さま、そして家族に深く感謝いたします。
国立療養所山陽荘病院
柳井久美子
この研修に参加する際、上司に「頭でっかちになっておいで」といわれ、送り出してもらいましたが、さて、どうだろうか考え込んでいます。
グループワークの中で、1つのものを創りあげてゆく中で、沢山の学びを得ましたが、自分自身も、文章力のなさ、考えを相手に伝えることのもどかしさをかんじ、やはり自分自身の勉強以外にはないなという思いを深くしています。
しかし、この気づきを忘れることなく、頑張ってゆきたいと思っています。お世話になりました。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION